建長寺は鎌倉五山の第一位です。
1253年(建長5年)に北条時頼によって建立されました。
開山は蘭渓道隆です。1246年(寛元4年)33歳の時に来日しました。
九州、京都に移動して、その後、鎌倉に入り建長寺に迎えられました。
建長寺は天下の禅寺として多くの僧を集めました。一時は千人を
超える修行僧がいたといわれています。
ちなみに建長汁(けんちんじる)は建長寺発祥の料理です。
三門は国の重要文化財です。
五百羅漢が楼上に安置してあります。
その下を通ると心が清浄になるといわれています。1775年(安永4年)に
再建されました。別名(狸の三門)といわれています。この寺で育てられた
狸が僧侶に化け、住職を助けたという言い伝えがあります。
梵鐘は国宝です。重さ2,7トン
1255年(建長7年)に鋳造されました。
仏殿は国の重要文化財です。
地蔵菩薩を安置していて法要を行うお堂です。芝の増上寺から
徳川秀忠の夫人・小督(おごう)の方の霊屋を移築したものです。
法堂(はっとう)は重要文化財です。
住職が仏に代わって壇上で説法するお堂です。
1814年(文化11年)に再建され、木造建築では関東最大です。
唐門は小督(おごう)の方の霊屋から廟門を移築しました。
屋根が唐破風になっていて、細部に桃山風の華やかさがあります。
国の重要文化財です。
半僧坊
建長寺の鎮守さまです。
半僧坊大権現を祀っています。
霊験あらたかで参詣者がたえません。
ここから鎌倉市内、相模湾、富士山を眺望できる
絶景の地です。
かえるから出迎えがありました。
急な階段を上っていくと半僧坊大権現と書かれた
のぼりがたくさんあります。その間から徐々に
カラス天狗が見えてきます。半僧坊を守っているようです。
こわい顔をしてますよ・・・・・
これは親分ですか・・・
半僧坊に着いて、左側に見晴らし台がありました。
そこからの空と雲は絶景です!