【鎌倉大仏】は【高徳院】に鎮座!
【長谷の大仏】とも呼ばれます!
鎌倉大仏は鎌倉の仏像の中で
唯一「国宝」に指定されています。
鎌倉の街のシンボルとして、
多くの人々に愛されています。
鎌倉大仏(銅造阿弥陀如来坐像)
規模は奈良東大寺の大仏に及びませんが、
像高約11.39メートル
台座を含めると13.35メートル
重量約121トン
造立当初の姿を保っていて
我が国の歴史上、重要な価値を有しています。
「吾妻鏡」によると、鎌倉大仏の
造立が開始されたのは1252年(建長4年)で
僧浄光の勧進(浄財)により
造立されたと言われています。
大仏の造像の経緯については史料が乏しく、
不明な点が多いです。
大仏の原型作者も特定されていません。
鎌倉大仏・天災
「太平記」によると1335年(建武2年)に
大風で大仏殿が倒壊したと記載があります。
「鎌倉大日記」では1369年(応安2年)に
大仏殿が倒壊したと記されています。
また、室町時代にも地震と津波で
倒壊したとされてきました。
この地震は「明応地震」と言われています。
今は露座となった鎌倉大仏ですが、
今でも、その大仏殿の礎石が残されています。
高徳院・宗派
高徳院は法然上人(1133年~1212年)を
開祖としています。
浄土宗の仏教寺院です。
長い歴史の中で、宗派に変遷がありました。
初期は真言宗~その後臨済宗に属し
建長寺の末寺になりました~
江戸時代には増上寺の祐天上人により
浄土宗に属し、材木座の光明寺の
末寺になりました。
「高徳院」という院号は
浄土宗に転じてからです。
高徳院・所在地
〒248-0016
神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号
電話 : 0467-22-0703
FAX : 0467-22-5051
受付時間:拝観時間内
開門時間
4月~9月
午前8時~午後5時30分
10月~3月
午前8時~午後5時
入場は閉門15分前まで
大仏胎内拝観時間
午前8時~午後4時30分
拝観料
一般 200円
中・高校生 200円
小学生 150円
大仏胎内 20円
行き方
江ノ島電鉄長谷駅から徒歩7分
JR鎌倉駅東口1番・6番バス乗り場から
大仏方面行きで「大仏前」下車徒歩1分
JR鎌倉駅西口から徒歩30分
まとめ
高徳院の鎌倉大仏は
鎌倉のシンボル的な存在です。
鎌倉を訪れる人は必ず
立ち寄る観光スポットです。
造立に関しては謎が多い大仏ですが、
今でも多くの観光客を
魅了しています。